桃始笑 ももはじめてさく

旧暦の桃の節句にあたるころは 桃の花が見事にほころび 春の訪れを共に祝っていました。(旧暦と新暦には数十日の差があるらしく、旧暦の3月3日は桃花盛りだったようです。) 昔から桃の種には婦人病に効果があるとされているのも、女の子のお祝いが桃の節句と言われる所以なのかもしれませんね。 さておき、ももはじめてさく を漢字で書くと桃始笑。 さくって笑うって書くのですね! 確かに咲くという漢字は口が笑うと書きます。 これは花笑みという言葉、花が咲くまたは花のような笑顔から来ているそうです。 笑顔がほころぶように、ももの花が咲いている様子が思い浮かびます。 「桃始笑」なんともみやびな表現ですね。

 

ペーパーアート:ふづき Paper Art: Fuzuki  ふづきの切り紙

“ Contemporary IKEBANA”  mixing paper each blossom, preserved mom, preserved little club moss and fresh spiraea by Yoko Miyashita from  Preserved flower petit lapin

いけばな:桃の花(紙)、ピンポンマム、いわひば(プリザーブドフラワー)、小手毬(生花) 宮下陽子

コラム 石割繁子 : Column Shigeko Ishiwari

 

2018年