蟄虫啓戸 すごもりむしとをひらく

光をまとって外の世界へ旅立つとき。冬の寒さを越えたからこそ 今見えるもの 次に見えるもの。きっとこれまでの景色とはちがうはず。春をまとって歩き始める。

冬の間、土の中に籠っていた虫たちが戸を開いて地上に姿を出して来るころ。いよいよ 春の始まりです。現代の私たちは土に触れることが少なく、そんな様子に気づくことも、あまりないのではないでしょうか。昔の日本人は、日々の暮らしの中で、土と対話したのですね。  立春を過ぎてからの雷を「虫出しの雷」と言い、春の季語にもなっています。土の中でひっそりと冬を越した生き物たちが賑やかに現れる様子に誘われ、私たちの心そわそわし出しますね。春色をまとって、外の世界に出かけてみませんか。

 

 

撮影場所:府中郷土の森博物館 猫柳 NEKOYANAGI

Fuchu city local forest museum

6-32 Minami-cho, Fuchu-shi, Tokyo, 183-0026
Representative Telephone: 042-368-7921

Opening hours: 9 am – 5 pm (Admission is until 16 o’clock)